「USBコントローラーのリソース超過 コントローラーはこのデバイスに必要なリソースを適用できません。」というエラー?が出る!?
少し前から使っているパソコンのUSB機器の調子が悪くなってきていたのですが新しくUSB機器をパソコンに接続したところ「USBコントローラーのリソース超過」というメッセーが表示されました!?新しく接続したUSB機器が動かないしパソコンが壊れた?
表示したメッセージには接続したデバイスを別のUSBポートに接続するか使っていないUSB機器を外してみてという感じで対策?が記載されていました。
新しく接続した機器も慌てて使う必要もなかったにでこのエラーについて調べてみました。
USBコントローラーのリソース超過
原因
・機器を繋ぎすぎた(登録が多い?)事による帯域不足
・エンドポイントの枯渇
・USBデバイスドライバの不具合
辺りが今回のエラーが出る原因になっているようです。主にUSB3.xで発生する事が多い不具合のようです。
解決策
・USB3.xのポートに繋いだ機器をUSB2.0のポートに接続すると使えるかも
・USBハブを使ってUSB2.0の接続数を増やす
・USBデバイスドライバの修復、再インストール
機器を繋ぎ直すのはその場しのぎの対策で根本の原因はUSBデバイスドライバが壊れていると思うので修復するか再インストールするのが確実に直す方法だと思います。
USB3.x機器は帯域をたくさん使うのでUSB2.0機器より繋げる数の上限が低いので使う機器を改めるかより複数の機器が使える構成にするのが良いようです。ただたくさん機器を繋いでも個人で使う分くらいは問題なく使えると思うのでまずはパソコンの状態を確認する方が良いと思います。
とりあえず自分の使用環境ではUSB機器を外したり繋ぐ場所を変えてみると使えるようになりました。が、少し前からUSB機器の不調が気になったのでWindowsトラブルシューティング ツールを使っての修復を試みました。
Windowsトラブルシューティング ツール
流れ
コマンドプロンプトを開く→msdt.exe -id DeviceDiagnosticコマンドを実行→Windowsトラブルシューティング ツールを開く→ハードウェアとデバイス→トラブルシューティング ツールの実行→診断結果
という感じでトラブルシューティングを行い異常があるかないか修復するかしないかなどの診断結果によって何をするか選びます。
なお自分のPC環境ではmsdt.exe -id DeviceDiagnosticコマンド実行後に「ハードウェアとデバイス」ページが表示されませんでした。トラブルシューティングの設定がきちんとなっていないのか不明ですがとりあえずWindowsの設定→更新とセキュリティ→トラブルシューティング→推奨のトラブルシューティング→”トラブルシューティングを実行しない”を選択すると「ハードウェアとデバイス」ページが表示されました。
ハードウェアとデバイスページ
問題検出すると自動修復機能が動作していないとかこの修正を適用するかみたいな感じになって自動修復機能をONにして修復を実行してパソコンを再起動しました。
パソコン起動後はUSBデバイスがすべて認識されなくなっておりUSB機器全滅?と思ったらパソコン起動後からかなり遅れてUSBデバイスが認識され始めました。USBデバイスドライバを点検していたのか適用しなおしていたのか起動後からはかなり時間が必要なようです。
修復後は繋いだUSB機器に不調を感じることなく使えているのでUSBデバイスドライバのどこかが壊れていたのが今回の症状が出た原因だと思われます。