Windowsのファンコントローラーが無効化される?Defenderの更新で脆弱性のあるドライバを再度ブロックされたようです。
Windows10/11でいつの間にかファンコントローラーが無効化されておりPCファンの回転数がいつもよりうるさく回るようになっていました!?
パソコンを再起動するも同じ状態でパソコンに何か変更が加えらたのかと調べてみたら2025年9月にWindows Defenderの定義更新がありファンコントロールをするWinRing0という古いカーネルドライバーがブロックされるようになったようです。
ファンコントロール以外に影響があるのがCPUなどの温度表示も機能しなくなっているようです。これらの機能を復活させるには3つの方法があります。
・WinRing0をDefenderに脅威から除外する
・ソフトウェアの更新(対応版が出ていれば)
・Defenderの更新をロールバックする
これまでの環境を維持するならDefenderの設定変更し使っている管理ソフトを監視の対象から除外するのが良いです。
Defenderから除外する方法
Windowsの設定→プライバシーとセキュリティ→Windowsセキュリティ→ウイルスと脅威の防止→ウイルスと今脅威の防止の設定から設定の管理→除外の追加または削除→除外の追加でインストールされたファイルかフォルダを除外→パソコンの再起動
これで復活するはずです。が、セキュリティ面は少し心配が残るかも?ただ今回のは誤検知らしいのでそこまで心配しなくても大丈夫かも?
ソフトウェアの更新
これが現実的で確実な方法だと思います。各ソフトウェアで対応は異なるようですが、復活は出来ると思います。ただ使っているソフトによってはまだどうするかの対応が出ていないのもあるようなのでこの機会に乗り換えるのも良いかも?
Defenderの更新をロールバック
あまりオススメ出来ませんがどうしてもという場合は更新された定義をすべて削除して新たな定義を更新しないようにコマンドプロンプトを使って抑制する必要があるのでかなり大変な作業になるしWindowsDefenderを削除ないしは停止させるのも同じような感じになるのでこの方法はオススメではないですね。
まとめ
これまでの使い心地などを維持するなら脅威の除外、新たな環境にするのに問題がないならソフトウェアの更新か乗り換え、茨の道を進みたいならDefenderの停止か削除って感じの回避策になるのかな?
LibreHardwareMonitorとFanCtrl_v1.6.6を使っているけど記事作成時は未対応っぽいので他のソフトウェアに乗り換え予定です。各所の温度表示が出ているのを好きだったけど維持するのが難しそうだしファンコントロールだけにしようかな。Fan Control V240(最新?)は今回の問題を回避しているようなのでこれを使おうかなと思案中。