使用期間が長くなったWindows10をリフレッシュさせようかなと思ったけどデータの移動やバックアップ、リフレッシュ後の再設定など色々面倒だなぁと思い放置していたけど”上書きインストール”なるものが出来るようで各種データや設定がそのままでOS部分のみがリフレッシュされるとうのでやってみる価値はあるかなと思い上書きインストールをやってみました。
Windows10の上書きインストールをするのにUSBメモリを使う方法を選びました。
インストールメディア作成
8GB以上のUSBメモリにマイクロソフト公式サイトからダウンロードしたツール「MediaCreationTool22H2.exe」でインストールメディアを作成します。
パソコンにUSBメモリを挿してツールを起動します。
”別のPCのインストールメディアを作成する”を選択
各種設定の確認をします。接続したパソコンの情報から言語やエディションが選択されているので別のパソコン用にする場合は”このPCにおすすめのオプションを使う”のチェックマークを外して各種設定を変更しましょう。
使用するメディアを選択します。USBメモリの場合は”USBフラッシュドライブ”を選び、DVDなどを使用する場合はISOファイルを選びましょう。
パソコンに接続されたUSBメモリが選ばれているか確認します。
次へ進むとUSBメモリにWindows10のデータがインストールされます。
20分くらい(かな?)でインストールメディア作成が完了しました。
インストールメディアからWindows10のインストールをする
Windows10を起動した状態でUSBメモリの中身を開けて”setup.exe”を開きます。
Windows10のインストールというウィンドウが開くのでそのまま次へで先に進んでも良いのですがインストール時間を短縮するために”Windowsセットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更”を選び最新の更新プログラムをチェックしないを選んでも良いともいます。Windowsインストールの品質向上に協力するのチェックマークも外して良いと思います。
更新プログラムを最新にする場合は”更新プログラムをダウンロードしています”で更新プログラムのチェックが入ります。
更新プログラムのチェックが完了すると”適用される通知とライセンス条項”が表示されます。同意しないと進めないので同意しましょう。
同意するとWindows10がパソコンにインストール可能か調べます。
インストール準備が完了したら”引き継ぐものを変更”で「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」をチェックしましょう。自分の場合はなぜかこの画面が表示されたらすでに”Windows10Proをインストール”と”個人用ファイルとアプリを引き継ぐ”にチェックマークが入っている状態でした!?
インストールボタンを押せばWindows10の上書きインストールが開始されます。自分の環境ではトータルで2時間くらい(?)で完了しました。(別のことをしていたので時間は正確ではありませんが1時間以上はかかっていました。)注意書きにもあるようにインストール中はパソコンが使えなくなるので時間がある時に実行しましょう。
上書きインストール後パソコンを使っていますが各種起動や動きがちょっと良くなったかも?という気の所為レベルな感じはするかもだけどそこまで大きな変化は感じないですね。
アイコンの並びやインストールされているソフトやアプリはそのままでOS部分のみが上書きされているんですね。使い心地は上書きインストールする前と何も変わっていない感じです。その分リフレッシュされる部分も少ないようで直ればいいなぁと思っていたいくつかの部分はそのままでした。設定など再構築が面倒だけどクリーンインストールした方が使い心地は良くなりそうですね。Windowsのトラブルを解消するお手軽な方法の一つとして上書きインストールは効果があるかもしれないのでとりあえずやってみるのは良いかも。データが消えたりする危険度は低めっぽいけどバックアップはきちんとしてから実施しましょう。